interview03
「使えて当たり前」を
支えるべく、
ATMにまつわる
障害件数の減少と
迅速な対応
に献身
ATMオペレーション統括部
A・I
2015年入社 法学部卒業
CAREER
1年目
営業推進部(現:ATMプラットフォーム推進部)
セブン&アイ・ホールディングスのグループ企業に対するATMの設置提案や利用促進に尽力。2年目からはグループ外企業を担当。
4年目
ATM業務管理部(現:ATMオペレーション統括部)
ATM自体の再利用や廃棄処分など、ライフサイクルに応じたATM管理業務に従事。また、イベント会場への移動ATM派遣、出店調整も担当。6年目からは警備会社とともにATMの障害対応など警備や障害対応にかかわる業務を包括的に担当。
01
就職先としてセブン銀行から感じた魅力は?
「世の中の多くの人の役に立つ仕事であること」が自分の働く原動力となると考え、就職活動当初はエネルギー業界や金融業界など、日々の生活を支える事業を手がけている企業に注目していました。しかし、企業研究を進めるうちに「同じような実務を繰り返すだけでは物足りない」と思うようになり、そんなタイミングで出会ったのがセブン銀行でした。銀行でありながら、ATMに特化して事業展開しているというユニークさに興味を抱きました。
説明会や面接を通じて、年次にかかわらず裁量の大きい仕事を任せてもらえることや、さまざまな新事業の立案やそれにつながる活動に積極的に力を入れていることを知り、自身が求めている企業像に合致すると感じました。また、出会った社員の方々が飾らず、オープンな方ばかりだったので、自然体で接することができました。「このような人たちと一緒に働いてみたい」と率直に感じられたのも、セブン銀行に惹かれた大きな魅力の一つですね。私が選考に臨んだ企業のなかでは最も早く内定の連絡を受けたため、迷わずに入社を決めました。いま振り返ってみても、当時の自分の着眼点や選択は正しかったと思います。
02
現在は、どのような職務を担当している?
ATMオペレーション統括部では、文字どおり、セブン銀行の全ATMを安定して稼働させるためのオペレーションを担っています。私自身は、ATMを設置している場所に応じた運用方法の確立や、発生する障害・設置場所に応じた対応策の立案など、委託先の警備会社と連携しながら現場対応のあり方をとりまとめています。
難しいと感じるのは、緊急対応などの定型でないオペレーション実行についてです。トラブルは突然起きるため、発生時には素早く、正確に、情報整理することが重要ですし、迅速に対応策の取捨選択をして実行に移すことが求められます。どんなに考え抜いたつもりでも想定外のトラブルが発生し、まったく同じケースであることは少ないです。
地震や店舗火災、車両事故など日々さまざまなイレギュラーが発生します。想定外事象が起きるたびに、今後の回避策や、迅速に対応できるような体制を少しずつ整えていくことで、運用方法をアップデートしています。地道な取り組みではありますが、少しずつ、ATMが安定的に稼働する時間を長くすることや障害発生件数の減少が実現していることは数字で実感できるので、モチベーションにつながっています。
また、セブン銀行がATMを通じて新たなサービスを展開する際には、従来のパターンに当てはまらないトラブルが起こることが想定されるため、多種多様な可能性を視野に、長期間通用するような運用方法を考える必要があります。「一般のご利用者さまにとっての『普通に利用できて当たり前』を支える」という使命の大きさも、やりがいにつながっています。
03
これまで、自身が成長できたと思う経験は?
入社7年目から企業派遣の形で社会人向け大学院に通わせていただき、MBAを取得したことです。日々、目先の職務に追われてばかりだった時期に行き詰まりを感じることが増え、「自分自身がこれまで培った知識やスキルは社会人として十分なのだろうか」という思いから社外で学んでみることに関心が高まり、社内公募に申し込みました。大学院を卒業してから、企業や業務に関する事象の捉え方、ものの見方について、以前よりも視点や視野を高く・広くもつことができるようになった成長実感があります。
受講カリキュラムのなかに「自社事業が社会に供与している価値について考える」という講義があったのですが、これを受講したときに目が覚めた気がしました。セブン銀行は、全国のセブン‐イレブンに24時間利用可能なATMを設置したことによって、利用者の時間や行動の制約を取り払ったこと、そしていまも、新しいサービスを生み出し続けているという事実について、講義を通じて再確認することとなったのです。大学院に通う前の私は、セブン銀行の生み出した価値について分かったような気になっていただけで、本当の意味で理解ができていなかったように思います。客観的にセブン銀行を見つめ直しながら、多様な企業や実際の事例と比較し、大学院の仲間との議論を通じて体感できたからこそ、いまは自信を持ってその価値を誇れます。自社の事業の意義やそこで働く意味についても、いまの自分なりの「答え」のようなものを持つことができるようにもなり、毎日モチベーション高く働くことができていると感じられています。
04
今後、挑戦してみたいテーマは?
当面は、ATMの稼働、運用をいま以上に安定させることに貢献していきたいと考えています。
入社以来、既存サービスを支える職務に従事しているので、中長期的には、これまでにない新たなサービスを創出するような職務も経験したいと思っています。社内にはセブン・ラボやコーポレート・トランスフォーメーション部のように、新たな情報を無数に発信してくれる部署もあります。いまのうちから興味のアンテナを広く張りながら未知の領域に積極的に踏み込み、新事業創出に取り組める力を蓄えていくつもりです。
FUTURE
あなたが実現したい、次の「あったらいいな」
みんなが「ATMって、昔はお金を引き出すことしかできなかったの?」と思ってしまうくらい、提供できるサービスを増やすことで、世の中の人の生活を豊かにしていくことに貢献したいです。
SCHEDULE
1日のスケジュール
-
8:30
出社
メールをチェックし、当日のToDoリストの確認。 -
9:00
状況確認
ログや警備会社からのレポートを見て、前日の退社後に発生したATM障害状況や対応内容を確認。 -
10:30
打ち合わせ
新サービス開始に伴う影響の有無について、部署内のメンバーで協議。 -
11:30
昼食
近くのショッピングモールで、メンバーと一緒にランチ。 -
13:30
進捗確認
警備会社やコールセンター担当に連絡し、午前中に確認したトラブル対応の進捗状況をチェック。 -
15:00
資料作成
障害削減に向けたATMの機能改修を社内に提案するため、予算や効果見込みについての資料を作成。 -
17:00
当日業務の整理
当日の業務内容を踏まえて、翌日のToDoリストを整理。 -
18:00
退社