interview05
ITの力を駆使して、
お客さまの期待を超える
サービスを生みだす
金融ソリューション部
M・A
2019年入社 法学部卒業
CAREER
1年目
金融ソリューション部
IT企業から転職。常駐エンジニア(業務支援のため当社にて勤務している、業務委託先企業所属のSE)と協力してATM口座開設のPoC(概念実証、概念実用化の可能性を示すこと)、「Myセブン銀行」アプリ開発などのプロジェクトを推進。2年目からは「Myセブン銀行」アプリなどの内製化に向けてアジャイル開発チームのスクラムマスター(開発チーム支援、詳細は本文参照)を担当。
01
セブン銀行への転職理由は?
前職ではパッケージソフトを保守・運用するIT企業で、金融系のお客さまを担当していました。仕事内容は法改正に伴う情報提供や研修企画など、パッケージソフト運用に付帯する保守・コンサルティング業務です。しかし次第に新しいサービスを生みだす開発に携わりたいと思うようになりました。前職の経験を活かし金融業界を中心に開発に関われる仕事を探す中、セブン銀行と出会いました。
企業研究を進める中で、セブン銀行がATMをセブン‐イレブンに設置することにより、日常に新たなサービスを浸透させた第一人者であり、金融事業においても新たなサービスを創り上げていこうとしていることを知り、ぜひ自分もそこに携わりたいと思いました。採用面接で、挑戦する企業文化、金融事業の今後の展望などを聞き、他の銀行とは異なる将来性を感じました。また、開発の内製化を進めようとしているという話もお聞きし、ここでなら自分がやりたいことができると確信し、入社を決意しました。
02
現在の仕事内容は?
金融ソリューション部は、ITテクノロジーを活用することにより、銀行システムに新たな価値を生みだすことをミッションとする部署です。私が所属するチームは「Myセブン銀行」アプリを中心とした、スマートフォンを使ったサービスやアプリの開発を担っています。
「Myセブン銀行」アプリは2020年4月にサービスを開始しました。このアプリを使えば、スマートフォンで即時に口座開設ができるほか、セブン銀行ATMでのスマートフォンによる入出金や各種残高照会、ローンサービスの申込みなどを手軽に利用できます。この開発ではデザイン思考を採入れ、紙に書いた完成イメージをお客さまに評価いただきながら改善を重ねていきました。また電子マネーのnanacoとのシステム接続を完成させるなど、さまざまな経験を積むことができました。現在はまだ常駐エンジニアに開発の多くを協力いただいていますが、今後はさらに知見を深め、内製化体制を強化していきたいと思っています。
03
アプリ開発の面白さ、難しさとは?
私たちのチームではアジャイル開発のひとつである、スクラム開発という手法で開発を行っています。スクラム開発は、少人数の開発チームで短期間でのシステム開発を実現することを主な目的としており、開発チーム全体がプロダクトの進捗状況を把握しつつ、スプリントという短期間の単位で各自が明確なタスクに取組み、プロジェクトを確実に前進させていきます。
私はスクラムマスターとして、全体のサポートを行いながらチームをまとめる役割を担っています。スクラムマスターの最も重要な仕事は、チームがより働きやすい環境、開発しやすい環境を整えることです。しかし、よりよいプロダクトを作り上げるためにすべきことに決まった正解はありません。したがって、外部のセミナーや研修に継続的に参加しながら、トライアル&エラーを繰返して改善に努めています。たとえば最近では、朝礼でメンバーの気分を発表してもらう場を設けることで、コミュニケーションの円滑化を図る取組みも始めました。
また、IT技術は常に進化を続けており、限られた時間で最新技術をキャッチアップしていくことも大変です。しかし、私たちが創ったサービスを使ってくださったお客さまから「今までよりもはるかに使いやすい」とおっしゃっていただくことで苦労が報われます。もちろん、チームのメンバーから「このチームでよかった」と思ってもらえれば、スクラムマスターとして、こんなに嬉しいことはありません。
04
今後の目標、ビジョンを教えてください。
現在のチームで、システム開発手法を理解し実践していく中で、自身のレベルアップを果たすことが重要だと思っています。当面の目標は、スクラムマスターとしてスキルを磨くとともに、作成するプロダクトの価値を最大限に高め、最終決定権と責任を担うプロダクトオーナーも務められるようになることです。そして、いずれは新規ビジネスの創出に主体的に関わり、組織全体を取りまとめていく立場を目指したいと考えています。そのためには、スクラム開発に関する知識のキャッチアップやシステム実装に関するスキルはもちろん、社会のトレンドやニーズを掴むアンテナの感度も高めていく必要があると思っています。
スクラム開発は、短い開発期間でサービスをリリースできるので、新たなサービスが世の中にマッチするかをすばやく試してみるのに適した手法で、将来性のある新規サービスの芽を育むことができるものだと考えています。今後も開発手法をさらに洗練、進化させて、お客さまに新たな価値をお届けできるサービスの開発に力を注いでいきます。
FUTURE
あなたが実現したい、次の「あったらいいな」
お客さまの「あったらいいな」を実現するために、思い立ったらすぐにサービスを創って試すことができるような環境・体制を整えることが私の役割です。ATMサービスだけではなく、ATMを組合せた新しい金融サービスを創出し、業界をリードできるような存在になれたらと考えています。
SCHEDULE
1日のスケジュール
-
8:45
出勤
メールチェック・TODOリストの作成。前日の夜間のシステムエラーチェック。 -
9:00
デイリーミーティング
チーム状況、進捗状況の確認。 -
9:30
開発業務
プロダクトに沿ってタスク調整、プログラミングなどの開発業務。 -
12:00
昼食
チームメンバーと丸の内にてランチ。 -
13:00
他部署の関係者との打合せ
プロダクトの作成方針や今後の進め方について検討・相談。 -
16:00
チームメンバーと実装方針検討
他部署の関係者との会話を踏まえて、プロダクトの実装に向けた対応方針検討。 -
18:00
退社
プロ野球の観戦に行く。