セブン銀行 Seven Bank Recruiting Site

理系社員座談会

理系の学びで培ったロジカルシンキングが
挑戦するセブン銀行には必要だ

果たして銀行に理系出身者の活躍フィールドは存在するのか。
大学時代に学んだ知識や経験はどこまで役立つのか。理系出身者にとってセブン銀行で働く魅力とは何か。
そんな理系にまつわる素朴な疑問について、4人の理系出身社員に語り合ってもらいました。

メンバー紹介

  • K・M

    ATMソリューション部
    K・M

    2013年入社 工学部卒業

    Career

    大手SIerでSEとして勤務後、セブン銀行に転職。現在はATM+グループでATMの開発・保守を担当。新型ATMの開発、UI・UXの改善、ATMで提供する新サービスの企画・開発、機能拡張等さまざまな業務を遂行している。

  • M・S

    ATMソリューション部
    M・S

    2018年入社 理学部卒業

    Career

    銀行向け勘定系システムの開発、アパレル系社内SEの経験を経て転職。現在はATMサービスを支えるATMソリューション部で中継システムの更改や機能追加などのシステム改修対応などに従事している。

  • N・T

    金融ソリューション部
    グループ長
    N・T

    2014年入社 理工学研究科修了

    Career

    前職は大手SIerのSE。これまでデータセンターの移転プロジェクトや勘定系システムの維持保守、中継システムの更改などを担当。現在はインフラ統括グループのマネージャーとして、風通しが良く生産性の高い職場環境の構築に努めている。

  • Y・N

    コーポレート・
    トランスフォーメーション部
    Y・N

    2016年入社 理工学部卒業

    Career

    新卒入社。ATMプラットフォーム推進部、金融ソリューション部勤務を経て、2021年7月に新設されたコーポレート・トランスフォーメーション部で社内カルチャー変革、新規ビジネス創出に向けた活動を展開中。

01

セブン銀行に就職、転職した理由は?

  • K・M

    K・M

    私は前職で金融系のシステム開発に従事していました。しかしSIerのSEは自分が作ったシステムがお客さまにどのように役立っているのかを実感しにくいという点がありました。そのため事業者側の立場で、サービスの企画段階から携われる仕事を望んでいました。

  • 私も同じです。ITベンダー企業に10年勤め、一時期は金融機関の常駐SE(業務支援のため、客先の職場に常駐すること)をしてきましたが、あくまで常駐支援の立場のため、ビジネス全体に関する貢献度等を実感する機会があまりありませんでした。次第に、依頼内容に応えるだけの仕事だけではなく、お客さまにサービスを提供する事業側で働きたいという気持ちが強くなりました。

    N・T

    N・T
  • Y・N

    Y・N

    メーカーの研究職やSIerのSEやSAを目指す人は、技術やプログラミングが好きな人が多いと思います。最先端技術と向き合っていたくて専門職を選択しているのではないでしょうか。

  • 学生の頃は事業者側のシステム開発とベンダー側のシステム開発の違いがよくわかっていませんでした。

    K・M

    K・M
  • M・S

    M・S

    そうですよね。私は地方銀行向けの勘定系システムの開発に携わった後、ウエディングドレスショップに転職して社内SEを経験しましたが、開発環境に物足りなさを感じてしまうこともありました。金融系システムは規模も大きいので、要求水準も高くて取組みがいがあります。そこで、もう一度金融業界で社会貢献度の高い仕事に就きたいと転職活動をしていたときに出会った会社がセブン銀行でした。

  • やはりセブン銀行の魅力は、圧倒的なATMのプラットフォームと、ユニークなビジネスモデルだと思います。最新のテクノロジーを活かしたサービスを、お客さまに直接提供できる面白さと挑戦できる風土、そして少数精鋭の体制に惹かれて、私はセブン銀行を志望しました。

    Y・N

    Y・N
  • K・M

    K・M

    第3世代ATMの使い勝手の良さに驚きましたし、他社のATMとの圧倒的な性能差に感銘を受けました。実際にATMに触れる機会も多いと聞き、これは面白い仕事ができそうだと思い転職を決めました。

  • 私は、常駐先企業で働いていたときにセブン銀行と仕事をする機会がありました。同じ銀行ですが、常駐先企業のメガバンクとは異なるユニークで自由な雰囲気を感じました。それが転職先としてセブン銀行を選んだ一番の理由です。

    N・T

    N・T

02

現在の仕事内容を教えてください。

  • K・M

    K・M

    ATMソリューション部は、当社の主力商品であるATMや、ATMからの取引データを提携金融機関(当社ATMで利用できる金融機関)等に連携する中継システムの開発・保守をメイン業務としています。私の所属するATM+グループは、ATMに対する開発・保守と新型ATMの開発、UI・UXの改善、ATMで提供する新サービスの企画開発などを行っています。現在は、第4世代ATMの展開拡大に伴う課題の対策や改善ポイントの抽出、その対応に力を入れています。

  • 私は今K・Mさんの話にあった、中継システムの開発を担当しています。中継システムの更改や機能追加などのシステム改修対応について、企画立案から要件定義、テスト、移行までの工程を、システムベンダーと何度も打合せを重ね進めています。トラブルなく稼働するインフラシステムを管理する、という責任ある仕事であり、かつ、ATMをご利用のお客さま、提携金融機関、ときには社内の営業担当や事務担当の社員をも「笑顔」にすることができる、やりがいのある仕事だと感じています。

    M・S

    M・S
  • N・T

    N・T

    私は、金融ソリューション部で、IT戦略に基づいたシステム構築や安定維持を担うチームに所属しています。現在はインフラ統括グループのマネージャーを務めており、風通しが良く生産性の高い職場環境を構築することが自身の役割です。

  • 私の現在の仕事は技術職ではありません。現在セブン銀行では第二の創業に向けて「ビジネス変革」「組織の構造改革」を加速させています。コーポレート・トランスフォーメーション部はその改革を進めるために2021年7月に生まれました。その新組織で、私は社内カルチャーの変革のための社内外向けの発信、新規ビジネスの創出に向けた案件創出とそのカルチャーの醸成に取組んでいます。直近の取組みとしては、社内ウェビナーの開催が挙げられます。社外からゲストを招き、「デザイン思考」について語っていただきました。
    社長からは「ATMモデルを抜本的に変えてもいい」と言ってもらっているので、今後はあらゆる可能性を制限なく見据えながら、思い切ったチャレンジをしたいと考えているところです。

    Y・N

    Y・N

03

大学時代に理系で学んだ知識は仕事にどのように活かされていますか?

  • Y・N

    Y・N

    大学時代に研究していた「陰影を活かした錯覚」をATMの床誘導サインに応用したことがあります。北海道のとあるATMなのですが、非常にわかりづらい場所に設置されていて利用件数がかなり低い状態でした。そこでATMの認知向上策として、錯覚を利用した立体的に見えるトリックアートを用いたサインを提案してみたところ、「やってみたら」ということになりました。その結果、近隣の動物園とコラボレーションし、シロクマが浮き出て見えるサインを実現できました。これは大学の学びが直接役に立った稀有な例です。

  • それは本当に特殊な例ですね。

    M・S

    M・S
  • K・M

    K・M

    学生時代に学んだコンピュータやプログラミングの知識は、システム企画を進める基礎になりました。また、ATMというデバイスを扱うには機械や電気系、素材等には化学系の知識も役立ちます。あくまで実際に機械を作ったりシステム開発を行ったりするのは協力会社ですが、その方々と対等に話し合い、議論し、より良いモノづくりを行うにあたって基礎知識があった方がプロジェクトを進めやすいのは確かです。

  • 主体的に物事を捉え関わること、チャレンジすること、柔軟(ユニーク)であることが当社の文化ですが、どの分野の仕事をするにしても、ITリテラシーもまた仕事をするうえで最低限必要な知識だと感じます。

    N・T

    N・T
  • Y・N

    Y・N

    デジタル技術やその技術を活用したサービスは、これまでの産業では考えられないスピードで進展し、ビジネスにおいても破壊的な変化が日々起こっています。「お客さまの『あったらいいな』を超えて、日常の未来を生みだし続ける。」新サービスを作るには、ITの知識は必要不可欠です。

  • 私はIT業界をめざして情報処理関連資格の勉強もしていましたが、座学と仕事は別物ですね。ただ、基礎スキルを学んでいたことで大きく後れを取ることはありませんでした。身につけたロジカルシンキングは仕事で大いに役立っています。

    N・T

    N・T
  • M・S

    M・S

    ロジカルシンキングは重要ですね。仕事に役立つのは具体的な知識というより、問題解決にあたる姿勢だと思います。理系の学生は仮説を立てて実験を重ね、エビデンスに基づいて検証する訓練を受けています。それはどんな仕事でも必要なことだと思います。特に私たちが主導する「どのようなサービスを創るのか」という部分では、現在提供中のサービスに対する問題・課題とその原因をしっかり特定し、解決策を導き出すため、ロジカルシンキングが欠かせないと思います。

04

理系出身者にとって、セブン銀行で働く魅力とは?

  • M・S

    M・S

    セブン銀行には、若手社員であっても全く関係なく、意欲のある社員の声に真剣に耳を傾けてもらえる環境があり、自由にのびのびと成長できる会社だと感じています。特に筋道を立て、分析しながら考えていく論理的思考を身に付けてきた理系出身者は、どの部署でも求められ、活躍の場が多くあると思います。

  • セブン銀行は新しいことにチャレンジをするという風土があります。また新しい技術の活用にも力を入れており、若手社員でも新規案件を任され責任を持って働いています。私自身は当社のインフラ全体を見据えてIT戦略を作成し、長期的なシステム計画を立案・実践できる人材になることを目標にしていますが、今後はこれまで培ったノウハウや経験を活かし、後輩の育成にも力を入れていきたいと考えています。若手社員と一緒に「お客さまの『あったらいいな』を超えて、日常の未来を生みだし続ける。」ことが、私にとってセブン銀行で働く魅力です。

    N・T

    N・T
  • M・S

    M・S

    新たなチャレンジに投資を惜しまないところも理系出身者にとって魅力だと思います。

  • 確かにそうですね。当社はシステム開発部門にとても優しいです。

    N・T

    N・T
  • Y・N

    Y・N

    目まぐるしく変わる社会に対して、社員数約600人規模のセブン銀行は、スピード感を持って挑戦できる社風であり、やりがいのある仕事が多いと思います。私は学生時代からテクノロジーに触れていたことで、すぐに業務に入ることができました。何より目の前に最新の技術があることは、ワクワクの連続でした。また理系出身者には少し距離の遠い営業職も経験しましたが、数値分析や論理的思考など、どのようなシーンでも活用できるスキルが身に付いているので、どの部署でも活躍ができると思います。

  • セブン銀行では理系出身者の基礎知識や考え方が活かされる場所は多くあり、ATMというモノづくりにも、これまでにないサービス開発にも携わることができます。より広い楽しみがあることがセブン銀行の魅力だと思います。

    K・M

    K・M