当時、共働き世帯が増加し、忙しくて時間のない人にとって、自分の都合に合わせて公共料金を支払うことが難しくなっていました。
そこでセブン‐イレブンでは、1987年に銀行の営業時間を気にせず、24時間いつでも支払いができる、バーコード読み取りによる公共料金収納のレジ受付を開始しました。
その後、取扱件数は、金額共に毎年増加、お客さまを対象に毎年定期的に実施している「1万人調査」においても、店舗に対する要望で毎回上位にランクされていたのが、「ATMの設置」でした。
銀行の店舗営業時間は、15時までというなかで、金融サービスに不便を感じるお客さまが増えていました。
そこで、いつでも、どこでも銀行ATMの利用ができるように、2001年に「アイワイバンク銀行」(現セブン銀行)を設立しました。
個人のお客さまを対象に、24時間365日、普通預金のお預け入れ、お引き出し、お振込といった決済サービスを中心にATMサービスを開始しました。
売上金を原則24時間365日いつでも入金が可能になりました。
日本初のセカンドディスプレイを搭載。
紙幣部の大容量化・高速化を実現することで、お客さまのより快適な操作性を実現するとともに、ATM1台毎の現金輸送・取引を効率化することで、さらに安定した運用ができるようになりました。
海外で発行されたキャッシュカード、クレジットカードによる日本円のお引出しおよび残高照会のサービスを全ATMで一斉に開始しました。
ATM画面は当時5言語に対応(現在は、12言語に対応)。
成田国際空港にATMを設置。
セブン&アイグループ以外のATM設置は初。
電子マネー『nanaco』のチャージ(入金)および残高確認を開始しました。
視覚障がいを持つお客さま向けにATM備え付けのインターホン(電話)による音声ガイダンス取引きを全ATMで開始しました。
紙幣処理速度の向上、省エネモードからの復帰にかかる待機時間をなくすことで、
よりスピーディーに、お待たせせずに、お取引きが可能になりました。
数分以内に世界約200ヵ国・地域40万ヵ所以上のWestern Unionの拠点で受取りが可能になりました。
ATM画面は9言語に対応。
日本初、スマートフォンによるATM入出金サービスを全国のATMで可能になりました。
日本初、銀行口座を介さずに、企業から個人宛ての送金がATMとレジで24時間365日受取可能になりました。
「交通系電子マネー」および「楽天Edy」のチャージが全ATMで可能になりました。
- 顔認証機能、本人確認書類の読み取りやQRコードによる決済のほか、Bluetooth機能によるスマートフォンへの情報発信機能を搭載。
- ATMの現金の需要をAIが予測、IoTにより、ATM各種部品の故障を感知、予測することにより止まらないATMを実現。
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
電子地域通貨へのATMチャージ(入金)は、全国初の取組みになります。
ATM初、マイナンバーカード、利用者証明用パスワード等によるマイナポイント申込みに対応しました。
ATM初、マイナンバーカードと利用者証明用パスワードにより、マイナンバーカードを健康保険証として利用することが可能になりました。