重点課題マテリアリティ
重点課題の策定と推進
重点課題の策定プロセス
セブン銀行グループは持続的成長の実現に向けて、2019年に5つの重点課題(マテリアリティ)を策定しました。その後の5年間で、リテール金融事業や海外事業の拡大など、当社グループの事業ポートフォリオは大きく変わり、外部環境も変化しました。こうした変化に対応するため、重点課題の妥当性について再検証し、新たな5つの重点課題を策定しました。現在はKPI・目標の策定を進めています。
取組むべき社会課題・目指すべき姿
カテゴリー | 重点課題 | 取組むべき社会課題 | 目指すべき姿 |
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根源的価値 | いつでも安心・安全に使える 社会インフラを提供する |
金融を取り巻く環境は大きく変化し、デジタル決済が拡大する一方で、高度化・巧妙化が進む金融犯罪やサイバー攻撃の増加など、安心・安全な決済インフラの提供は重要課題の一つ。また、自然災害による被害が甚大化する中、安心・安全な生活基盤の確立や支援が必要とされる。 | 平時・有事にかかわらず、万全なセキュリティ体制と、緊急時でも稼働休止を最小限に留める態勢を構築し、日常の暮らしの中で、いつでもご利用いただけるATMサービスを提供し、社会に安心・安全を与える社会インフラとなる。 |
社会的価値 | 誰でもどこでもアクセスできる 多様なサービスを実現する |
地域格差やデジタルデバイド(情報格差)など、格差による課題解決に対応するために、その代替となる社会・情報インフラの構築が不可欠。官民の連携強化による社会全体でのDX推進があらゆる世代・地域を超えて必要なサービスを享受できる世界の実現につながる。 | 「社会で最もやさしいデジタルチャネル」を目指し、世界5か国で5万台を超えるATMネットワークを通じて、いつでもどこでも誰もがアクセスできる社会インフラを確立し、必要とされる多様なサービスを提供する。 |
新たな価値創造 | お客さまの期待を超えた ユニークな価値を創る |
デジタル技術の進化や生活スタイルの変化により、お客さまの価値観やニーズは多様化している。個々のお客さまニーズに合致した利便性の高い金融サービスの提供に加えて、新しい顧客体験の提供を通じてお客さまとの関係性を築くことも求められている。 | 「近くて便利」「安心・安全」をベースに、従来の金融サービスの概念にとらわれない「小売×金融」の新たなサービスの発展を通じて、日々の暮らしの中で、お客さまとつながる新たな価値を創造する。 |
価値創造の源泉 | 誰もが活躍できる 社会づくりを進める |
これからは多様性を強みに活かす時代。経営においては多様な人財・多様な働き方に適した就労環境の整備や一人ひとりのキャリア開発とスキルアップが企業競争力強化のカギとなる。社会においては、国境・性別・宗教の違いを超えて、異なる文化や価値観を尊重し、協働することで、課題解決とさらなる発展につながる。 | セブン銀行グループ全体として、人権と多様性を尊重し、誰もが生き甲斐・働き甲斐を実感できる企業を目指し取り組む。さらに事業パートナーや提携先企業にも広げることで、多様性が活きる社会の実現につなげる。 |
将来への価値創造 | 豊かな社会と地球の未来に 貢献する |
気候変動による気象災害や自然資本の損失など地球環境問題への対応は企業経営における喫緊の課題。また、金融機関としては、次世代に向けて、金融犯罪や詐欺の防止に加えて、電子決済やデジタル通貨など、新たな金融リテラシーの社会浸透も必要性を増す。 | 将来世代に向けて地球と社会の未来を引き継ぐために、企業市民として、金融機関として、セブン&アイグループの一員として、企業も社会も地球も持続可能であるためのさまざまな課題解決に取り組む。 |
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