個人投資家のみなさまお客さまの「あったらいいな」を超えて、
日常の未来を生みだし続ける。
セブン銀行の紹介と強み
セブン銀行の事業
セブン銀行は、「近くて便利」「信頼と安心」を実現する独自の金融サービスを提供しています。日本全国を網羅する27,000台以上のATMを、セブン‐イレブンをはじめとするセブン&アイグループの各店舗に加え、商業施設や観光地、空港や駅などに展開し、お客さまの多様なニーズにお応えしています。また、個人のお客さまの日々の暮らしを支える口座事業や、銀行品質の信頼性と利便性の高い法人向け事業など、ATMネットワークの強みとデジタルやITを活用したユニークな金融サービスを提供しています。一方、これまでのATM運営のノウハウを活かし、米国、インドネシア、フィリピン、マレーシアの4か国でATMサービスを展開しています。
国内
ATMプラットフォーム戦略
ATMサービスの提供
リテール戦略
金融サービス等の提供
法人戦略
法人向けATM利用サービスの提供
- 連結子会社(国内)計5社
- 株式会社バンク・ビジネスファクトリー
- 株式会社セブン・ペイメントサービス
- 株式会社ACSiON
- 株式会社ビバビーダメディカルライフ
- 株式会社セブン・カードサービス
海外
米国、インドネシア、フィリピン、マレーシアでのATMサービスの提供
- 連結子会社(海外)計4社
- FCTI, Inc.(米国)
-
PT. ABADI TAMBAH MULIA
INTERNASIONAL
(インドネシア) - Pito AxM Platform, Inc.
(フィリピン) - ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONAL MALAYSIA SDN. BHD.
(マレーシア)
ユニークな
ビジネスモデル
セブン銀行は、日本の全都道府県に27,000台以上のATMを展開し、現金による入出金取引を中核に、キャッシュカード不要でスマホアプリで入出金が可能な「スマホATM」、コード決済や電子マネーへの現金チャージなどのさまざまなサービスをお客さまに提供しています。2023年からは、新型ATM(第4世代ATM)に搭載された顔認証や本人確認書類の読み取りなどの機能を活用し、金融機関や行政の窓口手続きが可能な+Connect(プラスコネクト)サービスなど、お客さまの暮らしに寄り添った多様なニーズにお応えしています。セブン銀行はATMを「社会で最もやさしいデジタルチャネル」と位置づけ、その社会的価値の向上に努めてまいります。
ATMサービスのビジネスモデル
(主な提携金融機関および事業会社の例)
共存共栄のパートナー
セブン銀行ATMを介して、お客さまと提携金融機関に便利さとメリットをご提供することが、私たちの事業の根幹です。
お客さまがお持ちのどのカードでもご利用いただけるよう、全ての金融機関との提携に向けた努力をしてまいります。
銀行 | 123行 |
---|---|
信用金庫 | 252庫 |
信用組合 | 122組合 |
労働金庫 | 13庫 |
JAバンク | 1業態 |
JFマリンバンク | 1業態 |
商工組合中央金庫 | 1庫 |
証券会社 | 8社 |
生命保険会社 | 4社 |
その他金融機関等 | 151社 |
合計 | 676社 |
※JAバンク及びJFマリンバンクについては、業態としてそれぞれを1つとしております。
企業価値の向上に向けて
セブン銀行の競争優位
セブン銀行は2001年の創業以来、ATMサービスを事業の主軸に据え、ATMネットワークの拡充とATMの多機能化に努めてきました。また、経済環境や社会情勢が大きく変化する中でも決して手綱を緩めることなく、お客さまの役に立つATMサービスを追い求め続けてきました。この積み重ねこそが、台数ベースで国内2位の規模を誇る当社のATMネットワークを実現したものであり、その利便性とともに圧倒的な競争優位性を支えているものと自負しています。
- 社会インフラとしてのATM
- 当社のATMは、セブン-イレブンをはじめとするセブン&アイグループの各店舗に加え、空港や駅、商業施設、観光地等にも展開し、現在、すべての都道府県で27,000台以上、原則24時間365日稼働しています。
- サービスプラットフォーム
としてのATM - キャッシュレス化の進展によって、現金の入出金にとどまらないサービスの開発が進んでいます。高機能を搭載している当社ATMをサービスチャネルとして提供し、グループ会社の持つ専門性の高いサービスを組み合わせ、お客さまと事業者が求める多様なソリューションを提供していきます。
- DX化を支援するATM
- 全国を網羅する当社のATMネットワークを活かし、スタートアップ企業や行政などとの連携を通じて、お客さまの利便性の向上と事業者の業務効率の向上の双方を実現する取組みを拡大しています。簡単で安全に本人確認ができる当社ATMを活用することで、お客さまの満足度の向上と金融機関の事務コストの削減につながります。
- 社会課題の解決に
つながるATM - 持続可能な社会の実現に向けて、当社はATMを通じてさまざまな取組みを進めています。地域活性化につながるデジタル地域通貨の現金チャージ、ATMから簡単に募金ができるATM募金サービス、訪日外国人・外国人居住者に便利な多言語サービス、災害などの被災地への移動ATMの派遣など、そこに「あったらいいな」を実現しています。
- 世界でも有数のリテールグループの金融事業
- セブン&アイグループの国内各店舗へは1日当たり約2,230万人(2024年2月期)のお客さまがご来店されます。このグループの顧客基盤を活かし、お客さまの利便性を追求したユニークな金融商品サービスを開発・提供しています。さらなるグループシナジーの発揮に向けて、「小売×金融」一体型の新たなサービスを提供することで、毎日の暮らしの中で、お客さまとつながる新たな価値を創造していきます。
- AI・データ活用の知見・ノウハウ
- 当社では、早くからAI・データの活用に取組んでおり、ATMの現金管理業務の高度化やコールセンターお問合せ内容の自動整理、インドネシアのATM設置判断など、すでに業務効率に活かしています。また、DMO(Data Management Office)を設立し、社内啓蒙を強化するなど、今後は収益機会となるデータビジネスにも取組んでいきます。
- 業界トップ水準の法人サービス
- 金融を取り巻く環境は大きく変化しています。これまで培ってきた銀行事務・システム、認証・セキュリティ、現金決済機能等、専門的なノウハウと高度なDXを組み合わせることで、金融機関や行政のさまざまなニーズに対して、高品質の法人サービスを提供しています。
- 多様な人材の活躍
- セブン銀行の社員の8割以上はキャリア採用で、そのバックグラウンドも金融、IT、小売など実にさまざまです。こうした多様なバックグラウンドを持つ社員の経験やスキル、ネットワークを活かすとともに、当社グループのパーパスの実践にも貢献してもらえるようにさまざまな機会を通じて闊達なコミュニケーションを図っています。
- 世界最高水準のATM運営
- 止まらないATMの実現に向けては、ATM本体の開発、システム構築の体制、障害対応から機械警備、警備輸送まで、高い専門性を持った事業パートナーとの連携が不可欠です。ATMコールセンターでは、ATMの監視を24時間365日行い、万が一の場合も迅速な障害対応により、ATMの稼働率は99.98%を実現しています。
- イノベーションマインドの醸成
- 外部企業との連携や社内の横断的なプロジェクトの推進など、オープンイノベーションの企業風土を確立するために専門の部署を立ち上げ、社内の啓発活動と同時に、新たな事業機会の創出に取組んでいます。特にスタートアップ企業との連携は、新たな事業領域の探索の機会として注力しています。
価値創造プロセス
私たちの価値創造はパーパスの実現に紐づいています。パーパスを実現するために、セブン銀行グループがステークホルダーの皆さまとともに創る5つの価値、「根源的価値」、「社会的価値」、「新たな価値創造」、「価値創造の源泉」、「将来への価値創造」を当社の重点課題として、整理しました。これからは、パーパスの実現と重点課題の推進に注力することで企業価値の創造を目指します。
成長戦略
中期経営計画(2021~2025年度)
2021年度からスタートした中期経営計画では、2025年度までの5年間を第2の成長を具体化する期間と位置づけ、「成長戦略」「社会課題解決への貢献」「企業変革」を3つの柱とし、「近くて便利」「信頼と安心」を実現するユニークな銀行として、人と社会を支え続ける新たな取組みに挑戦し続けています。
計画の全体像
計画期間の位置づけ
2023年度の取り組み・成果
2024年度の重点取組み
中期経営計画達成に向けて収益基盤強化を継続、将来を見据えたビジネスモデル変革を推進
個人投資家向け説明会
開催日 | 開催場所 | 詳細 |
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2024/1 | 野村證券(野村IR)/野村IR資産運用フェア2024 | 説明者 執行役員企画部長 清水健 |
2023/3 | SMBC日興証券/個人投資家向けWeb IR | 説明者 執行役員企画部長 清水健 |